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インタビュー

【好きなことを仕事にする vol.02】ヘアメイク&フォトグラファー「遠藤 アスミ」 さんのお話

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遠藤アスミ

こんにちは。
ビールをこよなく愛するテンプレッコ主宰、すんごいWebデザイナーのトミー智子です。数々の芸能人や著名人を撮影し、そのクオリティーに多大なるファンが殺到!ただいま予約が3ヶ月待ちという大人気カメラマンの「遠藤 アスミ」さんに『好きを仕事にする』ことについてお話をお伺いしてきました。
私も、2017年より年賀状の写真撮影やプロフィール撮影をお願いしており、毎年クオリティーの高い写真を撮影してもらってます。

遠藤アスミ
    • Studio KUMU 遠藤 アスミ さん
    • 職業:ヘアメイク&フォトグラファー

撮影予約は、約3ヶ月待ちの大人気フォトグラファー。自由人な夫と息子の3人暮らし。好きな言葉「さぁ 行こう!」

 

 

自己紹介

ーーお仕事内容を教えてください

父と運営しているStudio KUMU(スタジオ クム)で、ヘアメイク&フォトグラファーとして アーティスト活動をしています。
「可能性を可視化して未来を先撮りする」事がモットーです!遠藤アスミ = 創作人間って覚えてください 笑。

ーー創作人間って面白いですね! なぜ創作人間なのですか?

中学生の頃、お洒落に目覚めて。でも、お洒落って何かとお金がかかるじゃないですか。
中学生ではバイトもできない・・・でも、もっとオシャレしたい・・・よし!「自分で作ろう!!」って、いきなり思い立って。
すぐに本屋さんの洋裁コーナーに飛び込んで本を開いてみたら「これ・・・自分でもできそう!」と思ったのをきっかけに、洋服作りにのめりこみました。

中学校に通うよりも、洋服作りがしたかった。
最終的には、新宿にある文化服装学院のオープンカレッジに申し込みをしちゃいました。募集要項を見たら年齢制限が無かったので「中学生なんですけどいいですか?」って!

遠藤アスミ

ーー中学校に行きながら、専門学校も・・・ってすごいですね。両親は反対したなかったのですか?

父が私と似たもの同士で、好きな事に没頭してしまうタイプだったので 絶対ダメ!って言う親の反対はありませんでした。
多分、変にグレるとかじゃなくて、これがやりたいっていう意思がちゃんとあったから反対するにも反対し辛かったのかもしれません。
でも父に対して母は真面目で、母とは衝突したりしもありました。

13、4歳で洋裁の学校に通っていたので、中学校では良くも悪くもすごく目立っていたと思います。
全然中学校に行っていなかった事もあって、援助交際してるらしい!って噂される事もありました 笑。
でも、中学校って言う枠から飛び出してみたら凄く自由なんですよ。
「やりたい事に真っ直ぐになっている人」に大人、子供という境界は無いんです。
年齢に関わらず様々な場所に連れ出してくれたり教えてくれたり、真面目に中学校に通っていたら得られなかったであろう良い経験をたくさん得られました。

「自分で場を求めて動くと、色々な事が動き出して、自分も変化し、未来も変わっていく」

学校は中高合わせて3年行ったかな?と言う程なのですが後悔は全く無いです。
今考えると、この時が創作人間として自分で道を探したり、どうやって作ったら良いかを考えるきっかけになったファーストステップだった気がします。

  • STUDIO KUMU
    JR恵比寿駅から徒歩8分。レンガの外観が目印です。2階に上がって白いドアがSTUDIO KUMUです。
  • STUDIO KUMU
    スタジオ内は、今まで撮影された方々の写真が並んでます。

今のお仕事を選んだ理由

遠藤アスミ

ーーなぜ、ヘアメイク&フォトグラファーになろうと思ったのですか?

それはもう・・・なりゆき 笑。
スタジオクムは、17年前にカリスマ美容師でヘアメイクである父とそのサーフィン仲間でもあるフォトグラファー、そしてWebデザイナーの3人で立ち上げました。

しばらく三人で活動していましたが、ある時仲間たちがそれぞれ独立や方向転換を選択しスタジオに父が一人残る事になって。

ひょんなことから「もの作り好きならバイトに来ない?」と父から誘われた事がきかっけなんです。
当時私は高校1年生で、なんか楽しそう!と思って二つ返事で仕事を始めました。
しばらくは、学校と仕事と半々位の割合いで生活していたのですがこの仕事は現場が一番大事だな!と思い、高一の終わりにスパッと高校をやめて父と一緒に仕事をし始めました。

ーー思い切りがすごいですね!ヘアメイクやカメラは、どうやって勉強したのですか?

ほぼ独学なので勉強したというより、現場の叩き上げかな。

父は、職人気質で『見て覚えろ』『やって覚えろ』なタイプなので。
最初は全部父が担当していたんですけど、半年程経った頃に「今日からお前が髪の毛担当な!」と・・・。
しばらくしたら「メイクも担当な!」2年経つ頃には「写真もな!」っという流れで今に至ります 笑。

もちろん、動画や本をみて勉強や研究も沢山しました。
自分の顔で試す事もあるし、仕事中も常に何かしら実験していました。

週6で朝から夜まで仕事をしていたので、毎日が実験と検証の積み重ねでした。
修行僧!?みたいな 笑。

ーーお父さんにいきなり「担当な!」と言われたときって、不安や怖さなどなかったのですか?まだ、心の準備ができません。。。とか

もちろん、緊張しました!!
初めてお客様にビューラーを使った時には、お決まりの様に手が震えました。
だけど、どうにかしなきゃいけない気持ちの方が強くて最終的には『息を止めれば震えが止まる』と発見して、緊張したらとりあえず息をとめてました 笑。
お客様側から見て、そもそも『怖がっている人』に担当されるのが一番怖いじゃないですか。
だから自信の有る無しに関わらず「自信はサービス!!私は大丈夫!!」という“思い込みの力”を信じて頑張りました。

大事にしていること

ーーどんな方が撮影に来られますか?

スタジオへ来るお客様は年齢も職業もバラバラ。
近年は、プロフィール写真やモチベーションアップのための撮影も多いです。

最近ではリピーターさんも増えて、3ヶ月~1年に1度、中には1ヶ月に3回いらした方も!エステへ行くよりも、写真を撮る方が綺麗になる気がする!という方もいらっしゃいます。

写真を撮って「進化するぞ!」という前向きなお客様がとても多くて。
2回目の撮影までに「書籍が決まった」「仕事の幅が広がった」など、何か新しいネタを持って次の撮影に挑みたい!そこに向けて頑張る!と、とてもエネルギッシュなので私もたくさん刺激を受けています。

もはや、パワースポットです!

ST FLAIR DNA
『少し先の未来を想像しながら撮影する』事を大切にしています。

ーーお仕事で大事にしていることはありますか?

良い写真作りには、「心の距離感が0距離である事」が1番大切だと思っていて。
誰にでも年齢を感じさせず「お互いが自分らしくいれる心地良い空間・雰囲気作り」を心がけています。

写真作りに対しては、素材同士のマッチングに一番力を入れています。
一人一人を構成している、骨格、髪の毛、顔の造形、衣装など外見的なこと。
纏っている印象、性格などの内面的なもの。
その全てを素材として、「ヘア&メイク」「撮影」「レタッチ」の力を使ってハーモニーをマッチングさせる。

写真にはとても多くの要素や情報が詰まっています。
だからこそ自分の気付き次第で、どこまでも写真のクオリティーを追い求めることができる。

正解は無いし写真は生物なので、毎日「粘り勝ち」が目標です!!!

ーーメイクやヘアメイク、写真、レタッチの他にも色々な物を取り入れて、その方を感じ て撮影されているからあすみさんの写真はクオリティが高くリピーターさんも沢山いるのですね!

基本的には目の前のことに集中する事が一番大切だと思います。
「等身大の自分で、今この瞬間に何ができるか」にフォーカスしています。

「今の自分に何ができるか」そして良く見る事、感じる事に集中して。
積み重ねて、積み重ねて・・・結果、100%の仕事にしたいです。いや、120%!

遠藤アスミ
右写真:AI beauty HP:ai8.jp

創作人間として

ーー今いろいろやってる中で1番、好きな瞬間ってありますか?

真っ白で何もないスタジオの空間に、一人一人の世界を創り上げていく事。

私の写真は背景白ベースなものが多いですが、それなのに一人一人違う。
そう感じていただける写真を作りたくて!

そして人、物、素材と意志の疎通がとれている時です。
これは仕事に関してではなく、生活も含めた全てに対して思っています。
「うわぁ!素敵!」って思う時って、その場所や人、物や素材など全てが循環していると思うんです。
それに気付けて、更に意思の疎通が取れると最高に嬉しいです。

お仕事で言えば・・・この髪質にあう光はこれだな、この人の骨格にあうポージングはこれだな。
お洋服には、仕事の方向性には・・・と、1つ1つの持つ可能性をマッチングして形にする。
本当にバランスが良い状態って人も写真もキラキラするんですよ。

遠藤アスミ
目の前にある素材達の声に集中してみると、どんな未来が一番キラっとするか見えてくる。

ーーあすみさんは、その方が一番魅力的に見えるものを感じとって表現して創り上げていく能力が高いのだと思いました。
どうやったらあすみさんのように感じられるよになりますか?

実は・・・本当は皆、感じとっていて!それを意識できているかできていないかの違いなんですよ。
例えば話すときの声色の調整や、この人はこういうの好きかな?とイメージを想像するなど、無意識にキャッチしてることは沢山あると思います。

人に会うといつも最初に見てしまうポイントとか、いつも心が惹かれるポイントなど無意識に目が合ってしまうことにまず意識してみることが第一歩です!

ーーなるほど。具体的にどやうやって意識していけばいいですか?

今、自分が何に関心をもっているのかを掘り下げてみたらいいのかな。
たとえば私は、その人がどんな人なのかなって想像するのが大好きなんです。
今トミーさんとお話ししながら思ったんですが・・・トミーさんは話を聞くときの相槌がすごい上手だなって!
「この人のことを知りたい!」っていう探究心や真面目で一生懸命な所がこの相槌を構成しているのかな!って想像してます 笑

だから、トミーさんの写真を見る方にもそんなトミーさんの素敵さが伝わったら良いな。
と、「感じたこと」からイメージを膨らませたりします。

後は、自分が好きだな!と思った雑誌の切り抜きやインスタの写真などを30枚位並べて見てみて、共通点を探してみたりするのも「自分が好き!」と思っているポイントを掴むきっかけになると思いますよ。

遠藤アスミ

ーーこの短時間で、私のことをよく見ていらしゃるのですね♪嬉し恥ずかしいです!!何度も繰り返し言ってしまうのですが、本当にあすみさんの撮影する写真には、その方の一番の魅力が撮影されているんですよね。

ありがとうございます 笑。お客様は自分の恋人だと思ってるんです。

撮影時間は、2時間半と限られているので、その時間の中でどうしたら「心を0距離」にピタ!っと出来るかなっていつも考えています。
もしかしたら、それが写真にも出ているのかな?ふふふ!

仕事で挫折したこと

ーー今までこのお仕事やってきて挫折したことはありましたか?

私、人生で挫折したと思った瞬間がないんですよ。
でも自分のことを失敗大魔王だと思ってて、人の3倍は失敗しています。
あまりに失敗ばかりするから、もはや失敗ってするもんだよねっていう前提があります 笑。

だから”エジソン”は、とても大好きだし尊敬しています♪あと、”宮崎駿”も♪

ーーそれはどうして?

“エジソン”は失敗大魔王だから 笑。
失敗ではない。1万通りのうまくいかない方法を発見したのだ」って。
そういう意味では失敗の大先輩なんです。
私も失敗ばかりするけど、”エジソン”がそう言ってるんだから、全然大丈夫!って思えます。
“ケンタッキーのカーネルおじさん”だって何千回も失敗して、65歳からフランチャイズビジネス始め成功したしね!

そういうガッツみたいなものにすごく惹かれます。

失敗したって認識するのは簡単なんです。
さっきよりうまくいった、いかないって考えたら、1日何十回って失敗してる。
だから、その失敗をあえて注目するのが好きなんですよね。

「うまく行った方法とうまく行かなかった方法を自分の中で常に明確にしたい」と思っています。
“宮崎駿”さんは、ただ誕生日が一緒だから勝手に親近感を感じています 笑。
あと、トミーさんの面白いところも「すごいな、ようやるわ!」って思ってる。大好き♡

ーーありがとうございます♪あすみさんに大好きと言われると照れます。私も、エジソンに負けず劣らずどうやればみんながクスッと笑ってくれるのかな。といったことを常に考えています 笑。

それとこれは挫折とは違いますが、今まで1番悩んでいたことは、人から「お父さんが凄いから」「親の七光り」と表現されてしまう事が多くて・・・。

どれだけ頑張っても、その一言でマルっとまとめられてしまうジレンマみたいなものが 少なからずありました。
今となっては「本当にラッキーだと思う!」って心から言えるけど若かりころは、それで思い悩む事もありました。
たぶん・・・親子同業アルアルですね!!

今後の目標

ー今後の目標を教えてください。

レッスンや、動画配信を始める事!英語を勉強してもっとグローバルに活動したいです。
と言ってみたものの!実はあまり先の事は考えていません。今に集中していくと、自然に状況って変化していくことが多くて・・・。

やりたい!と思ったら「行動」する、「行動」したら状況は動いていく。
これを信じて、今に集中し続けていきたいのが本音です!

そうだ!最近、英語の勉強をしていて気づいたことがあって!たとえば、日本語の「かなり」という言葉は、どのくらいの度合いかはっきり言わずに相手に その判断を委ねる事が多いじゃないですか。
だけど英語は、その「かなり」がどの位かを限定して伝えないといけない。
だから自分の考えが常にはっきりとしてる。

日本語は、もしかしたら解釈の自由度が高いゆえに、自分がどんな気持ち考えを持っているのかを考える機会が少ないのかなと思って!!

だから・・・「自信がない」という言葉も実は隠れ蓑になってる気がしています!
本当は「積極的に話すのが苦手」「初めての事が怖い」などピンポイントで解決できることがあるけれど、そこまで踏み込む前に「自信がない」という言葉で片付けてしまいがちかも。っと。

ー英語からそんなことを学んだんですね。深いです〜!

英語の勉強でこんな風に思うとは思っていませんでした!
色々なことに共通点を見出して、繋げて考えるのが大好きで。
何かを勉強すると色んな見え方が深まりますね!

行動して、考えて、試して。
常に探究心を指針に生きていたいです。
その先に何が起きるのか、未来の自分に私が一番ワクワクしています!!

好きを仕事にしたい人たちへ伝えたいメッセージ

遠藤アスミ

ーー好きを仕事にしたいけどなかなか一歩が進めなかったり、また自分の好きが解らなかったりする方が多いのですが、その方達へメッセージをお願いします。

何かになろうとする必要はないっていうとありふれているかな?

成功してる人って見えているのは結果だけだけど、誰もが1段、1段、階段を登ってそこに達してる。
そこまでの経過は十人十色です。

だから、些細なことでも今の自分が「得意なこと」「好きなこと」を明確にして、それを 育てていった先にあるのが「あたなだけのオンリーワン」だと思います!

自分の専門家になりましょう!!
自分のオタクになれるとそれが仕事になる。
自分にないものより自分にあるものを育てていくことが大事だと思います。

ーーアスミさんのお話しをお伺いして感じたことは「結果」にフォーカスするのではなく「成長」にフォーカスするということ。
「成長」にフォーカスしていると、あらゆる経験や失敗も全てが繋がっていると思えて、 人生がとても楽しくなりますし、些細なことでも小さな「できた!」という成功をコツコツと積み重ねていくと、自信にもつながりますよね。
「自分のポテンシャルは絶対に自分で決めたらダメです」
みなさん、自分の未来にワクワクしながら「やりたい事」や「楽しい事」を全力でやっちゃいましょう!
本日は、クリエティブな感性がとても斬新で楽しくて元気を沢山いただけました。
アスミさん、ありがとうございました!

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